ウイルス・セキュリティ関連
[修理事例]2015年6月5日に入庫しましたノートPC、写真のような画面が表示され、「身代金要求型不正プログラム(ランサムウェア)」と言われています。
持ち込まれたPCは保存フォルダー内のJPGファイルを無効化してありました。
解除方法はあるようですがそのサイトを信用しても良いかどうか判断がつかずに実行していません。
CryptoLockerは、感染するとPC内のファイルを暗号化し、解読用キーを手に入れたければ72時間以内に身代金300ドル(約3万1000円)を支払えと要求する極悪ランサムウェアで、2013年からアメリカを中心に感染の範囲が拡大中。
被害に遭ったほとんどの人はファイルを諦めるものの、中には身代金を支払う人もおり、その被害額は300万ドル(約3億1000万円)と試算されています。
CryptoLockerは、メールの添付ファイルを経由して感染することが知られているため、添付ファイルの取り扱いに注意しつつ、ウイルス対策ソフトでセキュリティ対策をしっかり行い感染を予防することが大切ですが、万一、感染して大切なデータを人質に取られた場合には、身代金を払ったりファイルの救出を諦めたりする前にオンライン解読サービスを利用するのも一つの手段ですが自己責任でご利用ください。